傷付いたぶんだけ 強くなるんじゃない
傷付いたぶんだけ 脆くなる。
傷付かないように 疑う。
悪い方向に行く思考だけを信じる。
傷になると思った出来事を 傷を最小限にするために
何度も悪い思考とすり合わせて
予想していた物事だと思う準備をしてから 理解し、対応するために
何度も悪いことを自分にぶつけて 痛みに耐性をつくる。
そうしているうちに いつの間にか
期待や高揚感という感情は感じにくくなっていき
かわりに
猜疑心や諦めが増大し 何もかもにつきまとい
自分の世界を虚無にしていく。
そんな防衛しか出来ない大人になるくらいなら
いつまでも無知でいるほうが幸せなのではないだろうか。
しかし、苦難を知らぬ無知では 喜びという感情を得られないのではないかと思うと
それは悲しいことであるとも思う。
疑うという強さはわかるが
信じるという強さは未だわからず。
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